なぜ、おいしい佐久の水![]() 「佐久を取り囲む山々に降った雨や雪が、地下のミネラルを含みながら、かつ長い年月をかけ濾過されます。やがて伏流水や湧水となり、それを水源から取水しています。そのため、消毒処理だけで飲用が可能になります」 おいしい水の要件として、10〜100mg/rの硬度、20度以下の水温、適度に含まれるミネラルなどが挙げられる。佐久の水道水はこの要件を満たしている。市販されているペットボトルの水に負けない自信がある。 佐久水道企業団が特徴的なのは、浅間山水系と八ケ岳水系の2つの全く異なる水質の水を扱うことだ。浅間山水系の水は硬度(カルシウム、マグネシウムの含有量)が高い硬水、八ケ岳水系はまろやかな軟水。それぞれの長所があり、好みは分かれるところ。 水は環境保全から ![]() おいしい水がいつでも飲める、水資源に恵まれていることを実感することが少ない。外から訪れた人が、「水と空気がうまい」と感じるように、普段当たり前のように享受していると、なかなか分からないものである。 佐久の水の素晴らしさを知ってもらうため、佐久水道企業団では水源地の施設見学などを行っている。水道から飲む水も十分おいしいが、滅菌前の原水はさらにうまい。自然に囲まれ、マイナスイオンも発するこの水源環境を見れば、そのうまさの理由も実感できるはずだ。 自然の恵みをこれからも享受し続けるために、佐久水道企業団では水源環境の保全に力を入れる。 おいしい水がいつまでも飲めますように。 千曲川とその支流に棲む主な魚 【イワナ(サケ科)】 ![]() |
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