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全国ブランドとして名高い佐 久鯉は、発祥から二百二十余 年。佐久の気候、風土と千曲 川の清冽な水が、全国に誇る身の締まったうまい鯉を育て上げて来ました。昭和初期には全国一の生産量とともに、 鯉の博覧会や品評会でも、その優れた品質で日本一の称号を得ました。そして、当時の宮内省や陸軍のご用達の栄を賜り、その名声をますます天下にとどろかせました。佐久鯉とともに歩んできた歴史と伝統。先人たちが英知をかけて築き上げてきた天下の銘産、 それが、佐久鯉です!
 

 
   

5〜15 歳の親鯉が5 月中旬に産卵し、孵 化した稚魚は1〜3 g 程度になると溜池 で飼育されます。
その年の 11 月50〜100g 程度になっ た当歳鯉は、池に移 され越冬し、三年目 に1〜1・5sで出 荷されます。 他の産地の鯉は通常 二年で出荷されますが、佐久鯉は冷たい流水で飼育されるため成長が遅く飼育日数がかかります。それだけに臭みもなく、身が引き 締まり、脂肪が適度に乗った美味しい肉質と なるのです。二百二十 余年の歴史を誇る佐久 鯉は、最近では米の無 農薬栽培を進めている農家で水田養鯉に取り組んでいます。


◆身の締まり
佐久の気候と冷たい水に鍛えられて育った佐久鯉は成長が遅いので身の締まりが良く、出来が良いほど甘露煮にした際の盛り上がりが違います。
 

【佐久鯉】
日本産の他地域の鯉に比べ、佐久鯉は体高が高く成長も良い。長年にわたる品種改良の成果である。

【他地域鯉】
一般に佐久鯉と称される魚に比べ体高が低い
【ドイツ鯉】
背肉が盛り上がって体高が高く成長も良い。鱗がないため好まれなかったが、佐久鯉の品種改良に果たした役割は大きい。