鰍(カジカ)
 かつては全国の清流と呼べる河川のほとんどに生息していましたが、佐久市内でも一時期絶滅に近い状態にありました。現在では保護活動により一部の河川において確認できるようになりました。
性格

 頭、口、胸ビレが大きく、色が黒いので一見怖そうですが、よく見ると愛嬌のある魚です。河川環境の変化には非常に敏感なので、ヤマメ、イワナと同じく放流以外にも広葉樹林を増やしたり、乱獲を避けるなどの環境保護活動が必要な魚です。


生息場所

 清流といわれる場所で、瀬に沈んでいる石の間で暮らしています。


観察方法

 5月、6月頃に岸近くの水通しのよい浅瀬の石回りを泳いでいます。


釣り方
釣りのできる期間

 佐久市内の一部河川で生息が確認されていますが、非常に個体数が少ないので禁漁となっています。