双子山は佐久市の最南端に位置し、標高2,223.8mで佐久市の最高地点です。
佐久市野沢から蓼科スカイラインを経て大河原峠となり、目の前に広がる浅間連山。大河原峠から緩やかな尾根筋の登山道を登っていくと、約30分で双子山の山頂に到着! 頂上はなだらかな開けた草原で、360度のワイドな展望と雲の上でなければ味わえない爽やかな風が満喫でき、北アルプスが展望できます。足元にはマツムシソウ、オトギリソウなどの高山植物が見られます。そして、双子山から20分ほど歩くと、雄池と雌池の2つからなる太古そのままの自然を残す静かな美しい双子池があります。池の回りはコメツガやシラビソなどの針葉樹林に覆われ、澄みきった水は登山者にひとときの安らぎを与えてくれます。双子池から亀甲池までは古木が倒れ、原生林と蘇苔の道です。亀甲池は池底の小石が正六角形の蜂の巣型になっていて、ピッケルで水底をかき乱してもいつの間にか元の正六角形になると言われています。また湖底に亀甲模様がみられるので付けられた名前だそうです。
これから、約3時間のトレッキングコース。ご家族連れや、年配の方々も、手軽に自然を楽しめます。それでは、ご案内いたしましょう。