会頭 樫山高士
 新年の年頭にあたり佐久商工会議所、2,223 名の会員の皆様にご挨拶申し上げます。

 昨年11 月1日に第16 期の会頭として就任いたしまして、坂川副会頭ならびに中川副会頭、また各部会長や各委員長の皆様とともに新たな佐久商工会議所の出発をいたしました。

 商工会議所の役員として既に長くお世話になり、また、勉強させていただいて参りましたが、この16 期ほど今までのなかで、一番先行き不透明で不安なスタートはありません。

 それでも、昨秋新幹線開業来10 年、大型店出店来10 年を迎えたところで実施いたしました「佐久平駅周辺商業調査」によりますと、「地元の皆様の経営する事業所が新幹線周辺立地の全体の50%を越えている」との心強い報告を受けて、新年度の各委員会では新たに始まっている広域地域間競争に打ち勝つ活動の提言をいただきたいと思っています。

 当面の相手は上田市周辺となりますが、佐久平駅周辺と市内各商店街が長年の経験と商売の蓄積で相乗効果が生まれますことを目標に、商工会議所がその「つなぎ役」を果たせるようにならなければと思いを新たにしています。

 佐久市行政当局、市内各商工会、佐久市観光協会の皆様ともどもの努力が欠かせない状況にあると思いますので、専務理事を筆頭に事務局職員の皆様の「現場力」に期待しております。
 さらには女性会、青年部の皆様の活力あふれた活動にも応援させていただくと共に会員の皆様には「有って良かった」といわれる商工会議所になれますよう努力いたします。
 この生まれたばかりの平成20年を共に乗り切って行きましょう。本年も何卒よろしくお願い申し上げ
ます。

 
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