新年あけましておめでとうございます。
 今年は亥年 昨年我が国を騒がせた様々なことはさておき、市民、国民をあげて新たな国の再興を目指して自ら為すべきことをまとめるなど前向きに考えざるを得ないところまで内政、外交両面で日本及び日本人は追い込まれていると思います。

 幸い今年は選挙の一年になりそうです。
 地方統一選挙がこの近くでは1月に軽井沢町長選、2月には御代田町長選と続き、さらに4月には新選挙区割での県会議員選挙があります。
 地元佐久では前回の無投票という中途半端な戦いでしたが、新佐久市、立科町に今回から新たに御代田町、軽井沢町が加わった選挙区(参考 平成18年9月1日付有権者数佐久市79,997人、立科町6,767人、軽井沢町15,130人、御代田町11,210人の合計113,104人)となって4議席を争うことになります。選挙区が変わるとともに、昨年は日本中で議会の役割、機能、また議員の資質も話題になったばかりですので、どうやら従来とは違う視点での投票をお互い考えることになると思います。

 また、現在私も参加させていただいている日本商工会議所の政策委員会では、「地方分権のありかた」について最終提言をまとめています。ここでも国家財政の実態、分権のあり方、公務員の格差是正の他、大きくは道州制への道程が正しいとすれば、会計処理の民間化(国から村までの会計処理のあまりに不透明かつ日本でしかおこなわれていないような前近代的な数字の闇に、私ども民間の経営感覚を取り込む)等わかりやすく実態把握ができるよう提言することになるでしょう。

 そして7月には、自民党にはかなり不利といわれている安倍新政権の信任を得るための国政選挙があります。
 私見ですが、ここではどうみても与党の勝ち味は薄く、その結果次第では9月には衆議院解散となり得るとみています。
 このように今年は私どもにとっては、住んでいる町から国家、世界の変動までを未来のために真剣に考える機会が多い年になりそうです。
 是非是非、みんなで考えましょう。
 自分の為だけでなく地域、国家100年の計に自らの判断を示せる貴重な年です。
 重ねてこの年の一日、一日が無駄にならぬようみんなで議論をおこし結果責任も負える覚悟の年にみんなでしたいと思います。
 当然商工会議所でも活発な議論と参加を全会員の皆様にお願い申し上げ、新年のご挨拶にさせていただきます。

 
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