佐久市友好都市「大船渡市」を 応援する会~ボランティアで汗を流す~
あれから4ヶ月 佐久商工会会議所 女性会長 北山ゆき子
頭では理解していたものの現実として受け入れられずにいた災害の現場を自分の目で見た時、全く言葉が出ずただ涙が頬を伝ってきました。震災から4ヶ月…大船渡は瓦礫の処理が一番進んでいると聞きましたが、人々が安心して普通の生活を送るにはほど遠いだろうと感じました。一日目は「想い出ハウス」と名付けられたプレハブ小屋で、瓦礫の中から運び出されたたくさんの幸せな瞬間が詰まったドロドロの写真の仕分け作業をしました。「ここに写った笑顔の人達はみんな無事でいるのだろうか?」…など複雑な思いを抱えつつ、汗と涙と海水と泥にまみれながらの作業でした。 休憩時間に、一緒に作業していた方から、自らも被災され家も会社も失ったという話を聞き言葉を失い、ふと見渡せば「想い出ハウス」のすぐ脇にも瓦礫の中に打ち上げられた漁船が痛々しくたたずんでいて、大船渡で過ごす時間の経過とともに震災の大きさが、私の前に現実となって焼きつけられました。たった二日間のボランティア。絶望の果てにみつけたわずかな希望を頼りに手探りで生きている人々。大船渡で出会ったたくさんの笑顔を思い出しては、自分の無力さを痛感しています。永遠なんて約束されたものは何もなく、生と死は背中合わせだという現実。全てのものに感謝しながら一瞬一瞬を大切にし、自分にできることを精一杯やり続けること。それが今生かされている私達の使命だと感じます。最後に、貴重な体験を共有できた皆様に感謝するとともに、一日も早く被災された方々に心からの安らぎが訪れることをお祈りいたします。