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山を見るとホッとしませんか
山といっても、いくつものとらえ方がある。水資源など生活に恩恵を与えてくれる山、景色として見る山、そして登る山だ。佐久ではいつでも自分たちのいる場所から山が見える。佐久は、北の浅間山から東の荒船山、西の八ケ岳、蓼科山へと山に囲まれている。山の景色は、私たちの佐久平の人間には潜在的な意識の中に埋め込まれているといっていい。例えば、県外に出掛け、帰ってくると浅間山の姿を目にしたとき。あの、どことなくホッとする、わが家に帰ってきたんだという安心感は、山の姿から与えられる気がする。佐久、そのものの景色なのだ。






気軽に登れる佐久の山
景色とは対照的に、近くにありながら、意外と遠い存在なのが、「登山」としての山だ。「なぜ、山に登るか」の問いに、「そこに山があるからだ」、とある登山家は答える。その意味では、佐久は山の愛好家にとってはこの上ない場所である。 「佐久山の会」のメンバーによると、佐久は里山など気軽に登れる山が多いという。平尾富士と呼ばれる平尾山は、ほとんど遊歩道が整備されているので登山というよりハイキング感覚。頂上は佐久平を一望でき、山桜もあるので春は花見の穴場とも。独特の形状をした佐久を代表する荒船山は、内山牧場などから見る景観も素晴らしいが、ゆっくり登っても2〜3時間ほどのコースで初心者向けの山として楽しめる。 大河原峠から登る双子山は、30分ほどで頂上に登れ、草原状に広がる頂上からは、間近に見える蓼科山から、浅間山や荒船山、奥秩父の山々など360度の大パノラマが広がる。わずか登っただけで、まったくの別天地にいるよう。余力があれば原生林を下り、池めぐりを楽しむコースへ。エメラルドグリーンの水をたたえた双子池や、亀甲池など、手付かずの自然を満喫できる。

達成感がやみつきに
「佐久山の会」のメンバーに登山の魅力を聞いた。「山登りは大変だが、苦労したときほどその達成感は大きいものになります。ヘリコプターで山の頂に立っても、景色はきれいと思うかもしれないが、達成感はないでしょう」。納得である。 達成感̶。これがやみつきになるもと。だからこそ、皆、より高い山、困難な山へと導かれていくのか。一般のわれわれにとっては、そんな高い山はともかく、身近な山に足を運んでみようではないか。佐久がもっと今まで以上に好きになるはずだ。多少の疲れなんて、吹き飛ぶ景色が待っている。それと、山で食べる弁当はうまいこと間違いなし。美しい景色は、最高の調味料になる。たまには、自分の住んでいる佐久を山の上から見下ろしてみよう。

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