|
花粉症は花粉(主にスギ)によるアレルギーで、鼻水、くしゃみ、目のカユミ、充血、涙目が主な症状です。鼻水、くしゃみはアレルギー性鼻炎による症状で、目のカユミ、充血、涙目はアレルギー性結膜炎による症状です。内科や小児科を受診することが多いかと思いますが、内科や小児科では、副作用の少ない抗アレルギー剤の内服、点鼻、点眼を処方することが多く、それで半分以上の方は良くなります。
それでだめなら、一般的にステロイド剤の処方となります。ステロイド剤は非常に良く効きますが、副作用が出ることがありますので、鼻の症状が強ければ耳鼻科を、目の症状が強ければ眼科を受診するか紹介してもらうのが最良です。これら専門科であれば、しっかり副作用のチェックができますので安心
といえます。
花粉症の予防ですが、これは花粉になるだけ曝露しないにつきます。晴れて風の強い日はできるだけ外出を控えるだけでなく、洗濯物や蒲団を外に干すのも控えましょう。洗濯物や蒲団に花粉がつき家の中に持ち込まれます。窓もなるだけ開けないようにして下さい。防塵メガネやマスクもかなり有効です。できれば、家に入る前に衣服についた花粉をブラシで落として下さい。家の中に入ったら、うがいをして顔を洗って下さい。
今年の花粉の飛散量は、去年の半分以下と予想されております。そのため、今年はそれほどひどい流行にはならないと言われております。しかし、毎年花粉症になっている方は、当然、今年も起こす可能性が高く、特に去年初めて花粉症になった方は、今年起こすか起こさないかは、大きな分かれ目となります。つまり、今年起こさなければ、来年以降も花粉症を起こさない可能性が高くなりますが、今年も起こすと、今後毎年花粉症を起こしてしまう可能性がずっと高くなります。そういう意味で、今年は大事な年といえますので、しっかり、花粉症の予防対策をとりましょう。
最後に、アレルギー性結膜炎がよくなる秘訣をひとつお教えいたします。とにかく、かゆくても目をこすらないことです。かゆい時は、目を閉じて目を動かさないでいて下さい。5
分も経たないうちに、かゆみのピークはすぎるはずです。かゆい時に目をこすると、次のかゆみを誘発し、いつまで経ってもかゆみのピークがおさまりません。目を冷やすのも効果的です。目を洗うのも良いですが、かえって、悪くなることもありますので、目は洗わないほうが無難です。
|