MonthlyNewsさく 2012.11 vol.491

MonthlyNewsさく 2012.11 vol.491 page 12/16

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青年部視察研修「絆」「人間力」「郷土愛」復興への想い2012年10月20日・21日2日間で我々青年部25名は東日本大震災視察研修という事で宮城県石巻市・女川原子力発電所周辺を視察研修実施しました。片道約500キロ離れ....

青年部視察研修「絆」「人間力」「郷土愛」復興への想い2012年10月20日・21日2日間で我々青年部25名は東日本大震災視察研修という事で宮城県石巻市・女川原子力発電所周辺を視察研修実施しました。片道約500キロ離れた石巻市(死者・不明者計3941名H24.9月末現在)へ到着し、石巻商工会議所青年部様との懇談・市内視察を行いました。石巻商工会議所青年部副会長榊田則昭様以下7名のご出席頂き、貴重なお話をお聞きする事が出来ました。3.11日2:46分頃当時のお話、その1週間後のお話、沢山の真実な状況をお聞きし言葉が出ませんでした。その中現地青年部様間で連絡を取り、助け合うお話は強い「絆」「力」「郷土愛」を感じました。会社が流され、自宅も流され、人間力だけで立ち上がっておられる姿は感銘を受けました。その後現地青年部理事島生厳様に乗車頂き市内視察を行いました。3,000名超の被害者を出した沿岸地域には基礎部分だけが残り、まだ瓦礫、廃虚等が残っており、1年半過ぎた現在でも復興は進んでいない状況は分かりました。最後に帰所し、佐久商工会議所寄贈車が大変役立っておりますとお褒め石巻沿岸部には1年半経過でも積み上がったままの車福島会長・石巻青年部様に佐久の地酒の贈り物のお言葉をかけて頂き、この遠方地で佐久の車両が走って誰かの役に立っていると考えますと感慨深いものがありました。最後に島様より「3.4年後必ず視察へお越しください、どれだけ復興しているか確認にお越しください」と満面な笑みで我々を見送りしていただきました。続いて女川町(死者・不明者計874名H24.9月末現在)東北電力女川原子力発電所へ向かい、女川原発PR館にて視察を行いました。まずは震災当時の状「東日本大震災被災地視察」況、具体的な損傷個所、緊急安全対策状況、避難者受け入れ、等々お聞きし悲惨な状況に我々も静まり返った次第です。具体的な模型原子炉圧力容器内の説明を受け、発電の仕組み、安全対策等を研修させて頂きました。会員の中からは質問も多数出て、関心の高さが見受けられました。精密な2分の1原子炉圧力容器内模型女川原発は1.2.3号機計電気出力が宮城県全体の電力をカバーできる巨大な原発です。国民世論が急速にエネルギー問題に関心を寄せる最中、我々青年経済人として、思慮深い視察でありました。仙台空港視察は津波到達高さを視察しその高さに圧倒され、当時の写真が展示されており凄惨な状態に会員も驚いておりました。日米合同救援活動「トモダチ作戦」の拠点地としても使用された空港でありました。この2日間を通して改めて、「絆」「人間力」「郷土愛」を感じました。絆が無ければ誰かを救えない。人間力が無ければ立ち上女川原子力PR館にてがれない。郷土愛が無ければ街を復興できない。この3ワードを被災者の方皆お持ちで、全力で戦っておられる姿に感動し、自分自身の小さな悩みが恥ずかしくなりました。佐久へ戻り、佐久商工会議所青年部指針を読み返すと、「行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務と信じ力を合わせ国の礎となろう」正にこの言葉が今我々青年部に求められている事なのだろうかと思いました。この貴重な体験を今後の事業、青年部活動、生き方に結びついていけるよう自己研鑽に努める所存です。会員研修委員長大塚正史本社/佐久市野沢1番地TEL/0267-62-1145●石油製品●土木建設資材●農薬・農業資材●ドラッグストア・調剤薬局●フィットネスクラブ●損害保険・生命保険ホームページhttp://www.somashoji.co.jp/<グループ会社>㈱ペトロソーマ・㈱北信ヨコハマタイヤ・相馬オート㈱・㈱アグリ長野(12)